2021.11.26 / MEDIA

使い捨てプラスチックの削減に貢献 パンダが食べずに廃棄していた竹を活用した「パンダバンブータンブラー」を開発

和歌山県のアドベンチャーワールドで
「パンダバンブータンブラー」として12月2日から販売開始
~当社、おもろいカンパニー合同会社がプロデュース~

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、パナソニック株式会社と共同開発したリユースカップ「森のタンブラー」を活用し、地域と連携した環境負荷低減の取り組みに力を入れています。今回、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドと同施設のSDGsパートナーであるおもろいカンパニー合同会社と協力し、施設内で飼育するパンダが食べずに廃棄していた竹を使った「パンダバンブータンブラー」を開発しました。12月2日からアドベンチャーワールド内のショップとアドベンチャーワールド公式オンラインショップで販売を開始します。

「パンダバンブータンブラー」

 この「パンダバンブータンブラー」の主原料には、園内で飼育するジャイアントパンダが餌として食べずに廃棄していた竹を55%使用しています。「森のタンブラー」の原料として竹を使うのは、今回が初めてです。種類は7種類で、12月2日から施設内のショップ4店舗とアドベンチャーワールド公式オンラインショップにて1,200円(税込み)で販売します。また、12月2日(木)から12月31日(金)で「PANDA BAMBOO」デザインの「パンダバンブータンブラー」を園内のフードショップにて数量限定販売します。
 今回の取り組みは、アドベンチャーワールドが取り組む「パンダバンブープロジェクト」の一環です。このプロジェクトでは、ジャイアントパンダが餌として食べずに廃棄していた竹などをアップサイクルしています。今回、有機資源を主原料とする「森のタンブラー」の特長と製造技術を活用し、廃棄予定だった竹を「森のタンブラー」の原材料として使用することで、同プロジェクトを後押ししていきます。


「PANDA BAMBOO」デザイン

<「森のタンブラー」について>

  • ・「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨て”しない飲料容器としてアサヒビールとパナソニック株式会社が2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。
  • ・通常の「森のタンブラー」は、間伐材などの木材から精製したパルプを主原料とした「高濃度セルロースファイバー成形材料」を使用しており、製造時のプラスチック使用量を削減できます。
  • ・2020年は新たなラインアップとして、ヒノキの間伐材を主原料とした「森のタンブラー HINOKI」と、グループ会社であるアサヒビールモルト(株)の副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎麦芽粉末を主原料とした「森のタンブラー MUGI」をそれぞれ発売しました。
  • ・現在、「森のタンブラー」はECサイト「森のタンブラー公式ショップ」やパナソニックミュージアム、RELIFE STUDIO FUTAKO(リライフスタジオ フタコ)、パナソニックセンター大阪、ふたこビール醸造所などで販売しています。

※:パナソニックが開発したナノ~マイクロに微細化されたパルプ成分を含有する樹脂

「パンダバンブータンブラー」について
■発売日:2021年12月2日(木)
■販売価格:1,200円(税込)
※ カップのみの販売です。(蓋・ストラップは付いておりません。)
※ ECサイトご利用の場合送料は配達地域別、宅急便のサイズ別に掛かります。
■販売場所:パーク内ショップ4店舗(AW・シンビオーシス・ジョイランド・ユーランド)
アドベンチャーワールド公式オンラインショップ https://www.ec-aws.com/shop
■容量:490ml
■デザイン:7種類

【パンダバンブープロジェクトについて】
https://www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy02/
里山を荒廃させる竹を伐採し、ジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、これまで廃棄していたジャイアントパンダが食べない竹の幹の部分や食べ残した竹、糞を有効資源としてアップサイクルを推進するプロジェクトです。